殺意と恋情の狭間★

7/14
前へ
/18ページ
次へ
ランページの緑色の瞳が驚愕に見開かれるが、既に痺れ薬は回っているらしく、身体の自由が利かなくなっていた。 デプスチャージはランページの両腕を頭上に纏め上げると、シャツを引き裂きまるで女にする様にゆっくりと撫で回した。 「…ぁっ、はな、さんかいっ」 思わず吐息が漏れそうになり、まだ何とか動く舌で必死に悪態をつく。 デプスチャージはランページのズボンのベルトを引き抜くと、そのまま勢いで下着までを剥ぎ取る。 シャツはほとんどはだけて、下半身は何も身につけていない恥ずべき格好にランページの表情が羞恥に歪む。 「おや?これは…」 デプスチャージの指が脚の付け根の窪みに触れ、ランページは思わず喉を鳴らした。 そこには真新しい内出血の痕が遺されていた。
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加