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あの眼鏡さん…瑛太さんは学校内や寮内を説明してくれた後、俺は学園長に通された。
「…16か。見た感じ平凡なんだな。好きで入った訳でも無さそうだ」
「……」
ギクリ、鋭いと思った。
鋭い眼光が俺を映している。この人は世の中では美形と、分類されるであろう容姿だった。
学園長と、俺が想像していた、堅苦しく歳が結構いった姿では程遠い形だった。
まだ30もいって無さそうな顔立ちに似合う金髪の髪。
スーツではなく着心地の良さそうな私服で出迎えてくれたらしい。
「――下がっていい」
「…えっ…」
びっくりなんだが。
てっきり色々と質問されるとか、見構えていたのに。
……変な声でた…
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