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「はっ…?」 俺の二度目の間抜けな声は虚しく、学園長は笑い転げる。 「あっ、ははっ!……ふ、言えないのに自分から言うとか、……馬鹿だろっ」「はっ!?馬鹿ぁ!?」 何なんだよこの言われようは!!普通質問するだろ、認めたくもないが将来政府に仕える"狗"として……。 「いいよ、お前、気に入った。…久しぶりだこんなに笑ったのは」 「……気に入っ……?」 「此処を出たら、学園の森に行け。行きは少々アレだが、入学したてのお前に力になってくれる人物がいるから」 アレって何だよ…、 てか学校に森なんかあんのか? .
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