10人が本棚に入れています
本棚に追加
/18ページ
…まぁ、学園長が言ってるんだから有るには有るのか?
「…わかりました」
責任者のこの人の言葉を信じて、俺は頷いた。
…多分嘘では……ない、はず。
――それから俺は学園長から詳しく森への行き方を教えて貰い、学園内の奥へ奥へと歩みを進めて行ったのだった。
正確にはか・な・り、大雑把な説明だったけど!『とりあえず学園の奥へ行け』的な。
今日来たばっかの、右左前後ろも分からん俺への苛めか!という今の俺の心情。
「……騙されてたり…、いや、まさか。仮にもあの人は学園長。…だよな?」あの人が学園長というものにも疑わしくなる始末…。
.
最初のコメントを投稿しよう!