坂下くんの美しい瞳

17/19
前へ
/19ページ
次へ
 私はそのまま、じっと彼を見つめていた。  と、顔を上げて、微かに震える声で彼は言った。 「僕には、できません……。借りたら最後、返せなくなることがわかるから……」  え…………?
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加