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隼人「現在地が船着き場。由姫様の住んでいたお家は…」
俺はじじ様に貰った地図を観る。
隼人「商店街と云うところを抜けた先の住宅地か…」
ざわざわ…
隼人「………」
隼人「(さっさと行くか…村でも在ったことだが、所詮は奇異の眼で見られるのは変わらん)」
ザッ…
人々の眼差しを受けながら隼人は足早に船着き場を後にした…
隼人「………」
隼人「おそらくこの辺りの筈なんだが…」
隼人「(確か…由姫様は『朝倉』と云う姓に変わった筈)」
そう思いながら歩いていると…
隼人「………」
隼人「此処か…」
目の前に『朝倉』の表札がある家に辿り着いた。
隼人「此処だろう」
ザッ…
俺は迷うことなく敷地に足を踏み入れた。
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