二人の姫との邂逅

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隼人「呼び鈴は…これか?」 ポチ… ピンポーン… ……… 隼人「………」 ガチャ… 少しすると家の扉が開かれた。 ??「はい…ん?きみは…」 中からはご老人が出てきた。 隼人「(朝倉純一殿か)」 隼人「お初目にかかります、朝倉純一殿」 純一「なぜ…わしを?」 隼人「とある方の命により俺は此方に来ました」 純一「………」 純一「(とある方…?まぁ、いいだろう)」 純一「そうかい…よく来たね?まぁ、中に入りなさい。話はそれから聞こう」 隼人「ありがとうございます」 そして、俺は朝倉の家に入った。 純一「お茶でいいかな?」 隼人「はい」 純一「どうぞ」 純一殿はすぐさまお茶を出してくれた。 隼人「ありがとうございます」 純一「それでは話を聞く前にきみは…」 隼人「鬼崎隼人です」 純一「鬼崎くん…では、話を聞こうか」 隼人「その前に…由姫様のご息女である音姫姫と由夢姫は?」 純一「(音姫姫と由夢姫?なぜ…あの娘たちを)」 純一「あの娘たちなら学園だよ。まだ帰ってこんだろう」 隼人「なら、都合がいいです。話をする前に此方を」 スッ… 純一「これは…わし宛の」 純一殿は封を切りじじ様からの文に目を通す。
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