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音姫・由夢「………」
隼人「理解はできたか?」
音姫「なんとなく…」
由夢「纏めますと隼人さんは悪い何かから、私たちを護るために葛木のおじいちゃんに言われて来たってことですよね」
隼人「簡単に話すとそうだ」
由夢「それで…いいんですか?私たちのこともよく知らないでいきなり護れだなんて…」
隼人「俺は守護者…いや、その義務があるからここにいる。葛木には…まぁ…色々とあるんだ」
由夢「そう…ですか」
隼人「だから俺のことは気にするな」
音姫・由夢「………」
隼人「色々と面倒だと思うが従ってくれ。それが姫様たちのためだ」
音姫「うん…わかった」
由夢「私たちはどうすればいいんですか?」
隼人「登下校は一緒にしてもらう。出掛ける際も極力だな」
由夢「うっ…」
隼人「ま、無理があるだろうから。俺にも考えがある」
純一「考えとは?」
隼人「由夢には確か渡してあったな?」
由夢「宝石みたいな石ですか?」
隼人「あぁ。アレはじじ様が作り出した守護石。アレにより下級のカミからは守護される」
隼人「そして、危害が加わりそうになったときは俺に知らせが入る」
隼人「音姫」
隼人は音姫にも守護石を渡した。
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