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音姫「あ、ありがとう」
隼人「これから…今までと同じような生活は出来なくなるだろ」
音姫・由夢・純一「………」
隼人「だが、俺の役目も終われば、少なからずは今まで通りになるだろう。それまでの辛抱だ」
隼人「話も終わりだ」
そして隼人は話を終わらせた。
純一「厄介なもんだな」
隼人「その為に俺ら守護家が居るんです」
純一「そうか…なら、孫娘たちを頼むよ」
隼人「はい」
純一「さて…夕飯にでもしようか」
音姫「うん」
ガタ…
音姫は夕飯を作るために台所に向かおうとしたが…
音姫「あ…」
ふらつき床に手を付いた。
由夢「お、お姉ちゃん!?大丈夫…?」
音姫「ん…なんか……力が入らなくなっちゃった」
音姫は少し弱々しく話す。
隼人「いくら術式が簡略されてたとはいえ、素人にはキツかったか」
音姫「え…」
隼人「今日は無理するな。おとなしく休んでろ」
音姫「でも…」
由夢「夕飯だったら兄さんに作ってもらうし」
純一「義之くんが無理そうなら出前でも構わんしの」
音姫「由夢ちゃん、おじいちゃん…」
隼人「とりあえず休め」
音姫「わかったよぉ」
隼人「部屋に行くぞ」
隼人は音姫を抱き抱えた。
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