桜色の島

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隼人「本当に…冬でも桜が咲いているのだな」 船のデッキから見える桜色の島を眺め呟く。 隼人「………」 隼人「(あの島に…由姫様が……そして、ご息女の音姫姫と由夢姫が…)」 アナウンス「間もなく初音島に着きます。お降りになる方は荷物の忘れ等が無いようにお気をつけくださいませ」 隼人「着くか」 隼人「(由姫様…あなた様に受けた恩、あなた様と交わした約束を必ず果たします)」 そして俺は船のデッキを後にした… そして、青年は初音島に降り立った…
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