あらすじ

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 健(けん)の朝は、仏壇の前で手を合わせて「いってきます」と言うことから始まる。母が他界しているので、家事は基本的に健(けん)の仕事。  学校までは、幼馴染みの望(のぞみ)と一緒に通う。  学校では、男友達が、どんなタイプの女が好きかを言い合う。(ベタだが、望(のぞみ)が一番人気)健(けん)は、母さんみたいな人と恥ずかしげも無く言う。事情を知らない一人の友人が笑うが、他の友人がコッソリと健(けん)の家庭事情を耳打ちして納得させる。  帰りがけ、望(のぞみ)と一緒に他愛ない会話をしながら歩く。  家に帰り、部屋から外を見ると、望(のぞみ)が鞄からノートを落とす瞬間を目にする。  急いで拾いに行くが、望(のぞみ)はもう家に帰っており、渡せなかった。  また家に帰って、趣味の小説(ファンタジー物の新作)を書こうと自分のノートを出すが、ページが埋まっており書けない。  そこで、望(のぞみ)のノートが目につき中身を見る。中には、短い文字で願い事のようなものが書かれてあったりした。  まだはじめの方のページしか使われておらず、使われている部分の一番後ろには幼稚園児が描いたような絵が描かれていた。←ここが一番のフラグ、どんな絵かどうかは描写しないが、健(けん)と望(のぞみ)が手を繋いでいる絵。  落書きも有るようなノートだし、自分が小説を書いても問題がないと判断する健(けん)。  そしてファンタジー小説を書きながら寝てしまう。  健(けん)が寝ている間にノートが光を放つ。
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