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「河原さん、おはよう!!」
私は本を読んでいたがその声の主を見上げた
その声の主が梶田君だと分かると
「…おはよ」
私はそう言ってまた本に視線を戻した
すると梶田君は何を思ったか
「ねぇ河原さん、今日お昼一緒に食べようよ」
と言ってきた
私は一言
「遠慮しておきます。」
と呟いた
梶田君はしょぼんとした顔で自分の席へ戻っていった
梶田君が挨拶してくれるようになったのは1週間程前からだ
梶田君はこのクラスのムードメーカー的な存在
頭はそれほど良くないがスポーツが出来るそんなイメージ
顔立ちは鼻筋と目元がくっきりしており肌は少し褐色スポーツ万歳ってな感じである
まぁ世でいうイケメンと言うやつだ
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