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あの日はナチコやナルちゃん達と夜から向こうの県で忘年会をする予定だった。
私は若干風邪気味だった。
夕方になり、仕事を終えた。
†††
移動二時間半……
少し疲れ気味の私は溜息をついた。
不意に電話が鳴った。
彼からだった。
「今日会える?」
私は思わず、
「うん♪♪♪」
と返事していた。
†††
どうしよう……
私は悩んだ末に、ナルちゃんに電話をかけた。
「もしもし?今から来るんやろ?」
「ごめん…行けんなった。かなり疲れてるんや。」
「無理せんでいいでー。また来年、新年会かお正月位にイベントするから、その時に来たらええやん。けどケニがこんと盛り上がらんけどなー(笑)」
ナルちゃんは笑った。
ナチコにも電話して、ごめんね、と謝った。
†††
その晩は彼の店で、彼とくつろいだり、はしゃいだり。
楽しく時を過ごした。
午前4時位まで過ごして、私は帰宅し、眠りについた。
何が起こっているなんか知りもしないで。
†††
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