人間死ぬ気でやれば人間を卒業出来る

25/35
前へ
/455ページ
次へ
ラルク「安心しろ。痛みは一瞬だ」 飛びっきりの笑顔言うラルク コイツ、ドSだったけ? ラルク「逝け」 地が違う! 間違えた 字が違う! リィナ「えっと…こういう時は…《ゲート》」 リィナの目の前の空間が切り裂かれた その切り裂かれた空間の穴にラルクの放った魔法が吸い込まれる ラルク「糞…。結構全力で放った魔法なんだがな…」 リィナ「お返ししますよ!」 そう言うと魔法がラルクの頭上に現れた しかし、頭上に現れたかと思うと、すぐに消えてしまった ラルク「俺が放った魔法だぞ?自分の魔法でダメージを喰らう程馬鹿じゃない」 リィナ「そんな事は思ってませんよ」      実際、リィナは内心で(これはあくまで牽制相手の魔法を制限出来ればいい) と考えていた ラルク「どうだか…」 リィナ「そんな事はどうでもいいんですよ『夜王』」 リィナは魔武器を出し構えた 居合いの構えだ ラルク「っ!」 ラルクは不味いと思い接近した 無論、ラルクが構えを阻止する事は出来なかった それが分かると今度は後退した だが、その行為もすぐ無駄だと知る その理由はリィナの属性にあるのだ
/455ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3754人が本棚に入れています
本棚に追加