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次の日学校へ行けば、教室に着くなり囲まれて質問をされた。
「お前あの事聞いたが？」
「あの事て？」
「昨日の授業の話じゃ」
「ああ。ばっちゃんに聞いたら…凄い顔して怒られたっちゃ。
もうその話はすんな言うて」
昨日の事を思い出せば、胸が痛くなった。
何がばっちゃんに、あんな顔をさせたのだろう。
何を隠さなきゃいけないんだろう。
「あー、お前もか…
俺らも昨日帰って聞いたんじゃ。
そしたら意味も分からんと怒られたわ」
「皆か？」
周りを見回すように聞けば、次々と頷きだす。
皆が揃って複雑な顔をしていた。
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