勇気を持って剣を振るえ

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{……ねぇ、元気…} 「…ん?」 {……全部解決してまた再会したら……あたしに何して欲しい?なんでもいいよ…えっちな事でもなんでも……} 「……本当に?」 {……うん} 「………じゃ……澪に膝枕してもらいたいかな…」 {……意気地無し} 「……なんでそうなるんだよ」 {………だって……} 「………本当はさ、澪会った時に自分の気持ち押さえれるか不安なんだ。……それにさ、いくらなんでも…えっちな事したいって言う勇気ないって……」 {………じゃ……しょうよ……えっちな事……///} 「………本当に……いいの?」 {………うん///………初めては……元気と……} 「………みお……」 {……だから…死んじゃダメだからね…} 「…………うっ…ゴホッ……」 {…どうしたの?大丈夫?} 「……うん、大丈夫。……じゃそろそろ切るな……楽しみにしてるから……えっちな事」 {………うん///……おやすみ……} 「…おやすみ…」 ピッ 「………楽しみにしてるから…か。……本当に出来たら良いんだけどな…」 元気が座ってるベンチの下の地面に吐血の跡があり、口と左手にも赤い血痕が付いていた。 ――――――――――――― 「………あたし……何言ってるんだろ……えっちな事なんて…… ////」 枕に顔を埋める澪 「………あたし………元気とえっちがしたいのかな……アルファなんかとするくらいなら、元気としたいけど…///………何考えてるのよあたしは…///////」 「…………好きなんだもん、仕方ないじゃん………」 大の字になり天井を見上げる 「…………会いたいよ………」 澪の瞳から涙が流れる 「………もう…あんな思いするのは絶対にやだよ……目の前で居なくなるなんて……やだよ……絶対……」 月の光に照らされた澪の顔は涙でぐしゃぐしゃだった。
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