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とりあえず避けたい訳だ。
逃避している合間にだんだんこっちに黒いまりもみたいな物体が近づいてきた。見た目は最早G………ヤバい逃げたい。早急に。
「おい！お前、理事長の居所分かるか？」
ぎやあぁあああああ！
いやいやいやいや
まず、無駄に近いの止めろな？しかも何故ため口きいてんだろう。やめてくんないかな。しかも先、名乗れよ。そんな馬鹿な子には口に突っ込んで泣かせるしか方法はないな。
何を、とは言わないが。
それと、居所ってなんだｗ
お前何者だよｗｗ
「おいって言ってんのに！無視すんな!!」
俺が込み上げてきた笑いに堪えているのに堪えかねたらしい。俺に怒鳴ってきた。唾！唾飛んだから！汚っ!!
チッ
心の中で舌打ちしながら仕事モードに切り替える。笑顔の準備は万端。
さてと、仕事するとしますか。
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