第二章

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「それはいいとして野口、一つ言い訳をさせてくれ。」 「なんだよ。」 「俺は確かに山岸の事を思い出せなっかたけど、それには理由があるんだよ。あいつ中学に上がってすぐ引越ししたんだよ。だから思い出せなかったんだ。」 「そうだったんだ、どこに行ったの?」 「そこまで知るかよ。」 「そりゃそうだ。いつごろ引っ越したんだ?」 「いつだったかな?詳しくは知らないけど相当早かったぞ。1年の夏にはいなかったかな。」 「そうか。でもそれじゃあおかしいと思わないか?」 「何が?」 「だって、1年の夏には引っ越したなら、どこの中学校かって聞いたらふつ、、、、、う、、、、、、、、、、、」  そういうと野口は急に黙りだり、何かを考え始めた。 「どうかしたのか?」 「、、、、、いや、なんでもない。気にしないでくれ。」 「、、、あっそう。で、結局なんなの野口は?山岸の事好きなの?」
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