後ろの方の席になった。黒板が見えない。

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「あと最後に、やり残したことは無いか?親とか友達に連絡するとかは無いか?」 「ふふふ、何のために空間を選んだと思ってんですか。空間は大抵の場合どこにでもいけるんですよ。元の世界にも扱いが上手くなったら行けるんでしょう?」 「………まあ不可能では無い。ただあんまり好ましくは無い。本当はいない者がそこにいるというのはその世界に負担をかけることになるからな。」 「じゃあ僕があなたの世界に行くのは大丈夫なんですか?」 「こう見えて俺は結構すごい神だからな。世界も丈夫なんだよ。異世界の奴が百人や二百人、ましてや一人や二人、余裕だわ。」 「へぇ、案外すごいんですね。あなたは。ちょっと見直しました。」 服装がちょっとアレだからね。
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