科学難し過ぎ。追試が来る!

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「これで中学のときにしたイタズラが出来そう。規模はケタ違いだけどね。」 そう言うと那稀は太陽と枝の一直線上に、さっき作った広場程のサイズの、高密度な空間を設置した。 「おー、かなりでかい。えーと、まずは空間をお皿とお皿を合わせたような形にして、これを出来るだけ透明にしてーっと。」 すると、地面に大きめの光の丸が浮かび上がった。 「んー、まだまだ幅が大きいなぁ。それに枝に光が差してない。ちょっと角度を調整して、空間の位置を少しずつ調整、どうかな?」 光の丸が徐々に小さくなり、枝の範囲だけになった。そして、
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