第一部~滅亡へのカウントダウン~

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「ほう 聞かせてもらおうか」と竜王は再びスペリオルドラゴンに尋ねた。 「星が滅亡の道を歩み始めたことにより、大地は切り裂かれ、各地で眠っていた古の魔物達が暴れだしています この世界も例外ではありません 中には力だけではなく、高い知能を持ち、我等竜と同種の者も確認されています それらを丸め込めれば、より一層の屈強な軍団が出来上がります」とスペリオルドラゴンは話した。 「中々、面白い試みだ しかし、知能が高すぎても困る 奴のように寝返られても困るからな 慎重に事を運べ 有能な部下は貴様一人で良い 余が求めるのは忠実な僕(しもべ)だ そこの所を良く考えてもらおう それではスペリオルドラゴン、貴様に一月やろう その間で見事に軍団を立て直してみろ」と竜王はスペリオルドラゴンに命令を下すと城の様子を見に行った。
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