第一部~滅亡へのカウントダウン~

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ゼータ達がアナハイムに降り立つと、ゼータ達に気が付いた王がやって来た。 「おお お前達は無事だったか 本当に良かった」と王は涙を流し、再会を喜ぶのであった。 「王様、一体何があったのですか?」と聖母龍が尋ねると、王は皆を城の中へ連れていった。 城の中には、災害で家を失った国民が、一時的に避難して身を寄せ合い生活してる様が見受けられた。 そして、王は自室に着くと、ゆっくり口を開いた。 「私にも、この星で何が起きたかは、正直わからない しかし、只事でない事は私も重々気が付いてる 私に出来る事と言えば、こうやって避難民に食事と寝床を提供する事だけだ」と王は悲痛な表情を浮かべながら語った。 「王様の善意に救われた人は、大勢いるはずです 必ず、私達が原因を追求し、この星を救って見せます だからそれまで頑張ってください」と聖母龍は断固たる決意を見せ、王を激励した。
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