教卓の少年

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そんな冷たいクラスメイトと 関係なしに明るい先生 と転入生に 両手に華の中 昼休みになると屋上まで走って 俺は一人高いところでねっころび空を見上げながら 萌えやメイドやキャラ妄想をして頭の中でデレデレしていた。 俺の顔は転入生と同じで童顔 成績はクラスの中ではダントツ1位、他にも一位が何人も居る。 だからといって俺はモテるわけでもなく告白されるわけでもなく妄想の中だけで 結構、喋っているだけ 1年生時、会話をする相手もいないし友達つくりもしなかったしなんでも話せる友達もいないだがいじめもないし自由で温厚。 わりと過ごしやすい一年間で安心した。 2年生になってからこのクラスになってから友達をつくろう騒ぎたい騒ごうと努力をしたのだが プライドの高い生徒が多く、勉強で忙しいからとポイされてしまうのがオチだったガックシ。 となるので友達つくりは相手にされることなく終わった。 俺はプライドが高いわけでもないしちゃんとテストができればそれでよかった。 学園2年生時に他のクラスの子からピンクラブレターをもらったことがあるのだが それはこのクラスの他の生徒に渡してほしいということであった。 ピンクラブレターをもらって少々浮かれ気分でいてその事実を知った俺は そんなにも伝書鳩人間に見えるのだろうかと少しショックした そのときから一切の届けを「届けるなら直接渡して、渡す勇気もないなら書くな直接言ってください!」 とイライラしてしまい強く断った時期もあった。 「本当に好きなら言葉で直接言うべきだろう!俺はそんなに渡しやすい船なのか!?もうっ!」 つい、イライラして建物に拳でガンっと八つ当たりして屋上の上へ走って逃げた。 本当に痛いのは俺なのに それからというもの伝書鳩人間役はなくなったが友達ができることはなかった。 こんな冷たいクラスで彼女ができるわけもないし会話することも少ない。 他のクラスに手出す、話す、会話する、わかりあえる自然に恋をする そんな学園の一大イベントを楽しめる余裕もない状況で勉強に一生懸命なクラス… かたっくるしくてしょうがなかった。
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