プロローグ

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もう。やめにしよう。 毎日毎日そう思うんだ。 「ハルナ」 だけどあたしを呼ぶその声を聞いたら、そんな決意や揺らぎは一瞬で吹き飛んでしまう。 だってやっぱり。 あたしは彼が好きだから。 「 おはよう…たっくん。」 たとえ、彼があたしだけをみているんじゃないとしても。
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