男に恋して何が悪い!

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「だーーーーーっ!!!!!」 俺は叫び声と共にテーブルを両手で思い切り叩き、立ち上がった。 豊がギョッとし、周りの客達も何事かとこちらに注目する。 「何なんだよ、あんな事そうそうある訳ないだろ!いい加減にしろよ!一年も前の事いつまでも引きずってんじゃねーよ!!俺のこと好きか嫌いか!そんだけでいいだろ!!!」 言った!言ったぞ、大丈夫かな。俺様すぎたかな。嫌われないかな。 豊はポカンと口を半開きにさせ、俺を見ていた。ついでに、周りの客たちも俺を凝視している。
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