1318人が本棚に入れています
本棚に追加
あーあ、豊よ早く彼女と別れてくれ。そして俺の良さに気付いてくれ。
ん?俺の良さって何だろう。自分で言うのもアレだが、ただの自己中なクソガキだからね俺。
まぁ、男子高校生なんて皆そんなもんだよ。年齢ごまかして働いてるから豊は俺のこと大学生だと思ってるんだけど。
「あっれー、もしかして篠原結城くんじゃない?」
突然前方からした声の方を見て、俺はギョッとした。
高校から帰宅途中の俺の目の前に現れたのは、バイト先のナンバーワンホストである正樹だったのだ。
最初のコメントを投稿しよう!