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「何ぼーっとしてんだ?勇?」
「お?すまんすまん、ちょっとした考え事だ。気にすんな!」
「そっか?俺はてっきり今日の現国の小テストをどうするか考えてると思ったぜ」
「・・・へ?小テストって??」
「何言ってんだよ、昨日授業中に言ってたじゃねぇかよ」
「・・・アァ!!忘れてた・・・。」
「まじでか、ドンマイ!」
「ま、まぁ!なんとかなるだろ!!」
「今からならなるなる~、まぁ俺は教えねぇぞ」
「なんだとっ!?爽太の鬼畜っ!」
「ハッハッハ~」
そんな爽太の笑顔が憎い時もあるが、基本的には良い奴だ、だから最終的には俺もつられて笑ってしまう。
それに朝っぱらから暗い顔したくないしな、小テストなんて勇様の力を持ってすれば余裕だしな!
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