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このふぐ･･･、もとい。
このふてくされている女の子は、幼稚園からの幼なじみの
上条つぐみ(ｶﾐｼﾞｮｳﾂｸﾞﾐ)
髪型はショートで髪色は少し茶色がかった色をしている。
顔立ちはぱっちりとした大きな目が特徴で肌も透き通るような白さでいかにも美少女という感じだ。
(俺以外には)人あたりもよく男子から絶大な人気を得ており、学園のマドンナ的存在だ。
｢すまんすまん。観る気は満々だったんだけど、いきなり睡魔に襲われてさぁ｣
｢もぉ。いいわよ。それよりあんた、小テストの勉強してきたの？｣
｢･･･あ｣
(ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ)
１時間目の予鈴チャイムが鳴り響いた。
｢ご愁傷様｣
｢あの～？つぐみさん？教えていた･･･｣
｢ＨＲ始まるわよ｣
そう言って我が幼なじみは自分の席に着いていった。
･･･前言撤回。
我が幼なじみは人の皮を被った鬼だったようです。
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