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それと同時に、チャイムが響いた。
「高井戸、ご忠告に感謝するわ……ほな、帰るわ な」
「おーう。また部活でな。それまでに、世布院の 機嫌も頼む。佐伯意外でな」
「そんなん、無理やわ。今日も最悪やで」
俺は、高井戸の方を振り向かんと右手だけをヒ ラヒラと振った。
優衣の言葉。
女の子の気持ち。
確かに、いつかバチが当たる思とるけど、まさ かあの郁斗がなぁ……。
そう考えると笑えてきた。
そして、気をつけな自分も二の舞なにるかもな んて考えたら、さらに可笑しくなった。
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