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無理矢理、捩込まれる舌。
あたしの気持ちいい場所を、しっかりと理解してる。
ダメ、流される。相手のペースになってしまう……。
「誰だよ……」
解放されたが、さっきの刺激で頭が上手く回らない。
「嘘つくなら、もっとマッシなの考えろ」
やっぱり、バレていたみたいだ。だが、ここまできたら、引き下がれなかった。だから、あたしは嘘を突き通す。
「嘘、じゃ……ない」
「なら、わからせてやるよ」
その言葉は、あたしを逃げられなくするモノだった。
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