594人が本棚に入れています
本棚に追加
/96ページ
あたしが、再び抗議をしようと振り向いた時、郁斗はまたあたしの唇を塞いだ。
「んぅ……い、く……やぁ……」
深く、浅く、あたしを翻弄するようなキス。
身体の芯がジンジンしてくる。
まるでパブロフの犬。
確かに、あたしは郁斗に調教されてるのかもしれない。
だから首輪。
うまい例えだ。
キスだけで、あたしの身体は郁斗を求める。
触って欲しくなる。
「何、その顔。お前、別れた男誘ってるのか?」
最初のコメントを投稿しよう!