side:玲士

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あぁ、阿呆で可愛い優衣。自ら罠にかかりにくる なんて、間抜けやで。 「ほなら……」 ゆっくりと、優衣の頬に手を滑らせる。 ビクっと身体に力が入る。キスぐらいは慣れとる はずやのに、可愛い反応やわ。 「俺で試してみるか?」 これは、誘い。 このまま優衣に、ハマッてしまいそうな自分にい い聞かせた。 そして、俺は優衣をまんまと部屋へと連れ帰った。
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