side:玲士

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やけど、このまま終わるんもなんか悔しいし、郁斗にちょっとした罰のつもりで、優衣の首筋に顔を埋めた。 「ちょ!玲士……なに?いっ!!」 驚かれたけど、無視して首筋に吸い付いた。 「やだ!何したの?!」 優衣の肩ぐらいまでの髪から、チラっと見える 所。 これを見たら、郁斗はどんな反応しよるやろ? 考えただけで、笑みが漏れる。 「もう!」 口を尖らせ、抗議的な目でみられると、ゾクゾ クとした。
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