sideに優衣

4/13
前へ
/96ページ
次へ
玲士の触る所が、気持ちいい。 でも、それだけ。 やっぱり、あたし……あたしは…………。 「ほなら、優衣。まず目ぇ閉じて」 玲士があたしの前に差し出したのはタオルだっ た。 「え……やだ……玲士、そんな趣味……」 「そうやねんー!目隠しされておびえる姿ってたまらんやろ!……って!阿呆か!まぁ、無いゆーたら嘘や けど……って何言わせんねんっ!」 1人で2度もノリツッコミ。てか、あたし何も言 わせてないし。 ぼんやり考えてたら、勢いよくタオルを目に巻 かれた。 「きゃぁっ!ちょっ、れい、じ……」
/96ページ

最初のコメントを投稿しよう!

595人が本棚に入れています
本棚に追加