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小一時間が経過したころ
ようやく絶叫が収まった
「ふぅ、ようやくスッキリしたぜ」
「ううひどい…羽を引き抜くなんて…」
綺麗に揃っていた12枚の羽は、見事にすべて引きちぎられていました
「俺の命を奪った罪は重い!!!」
「うぅ…反論の余地なしか…
たしかにわしに非があるしのぅ…」
「もういい、死んだものはしょうがない
それで?転生とかするんだろ?」
「話が早くて助かるのぅ…
実はおぬしに好きなところへ転生させてやろうと思っての
色々とリストを用意しておるんじゃ」
そういって懐から数千はあるのではないかという紙の束を取り出した
その一枚一枚には1つの世界についての事細かな説明が記されている
「とりあえずわしの管理する世界を全て揃えておいた
魔法を使える王道な世界もあれば、科学だけの世界もあるんじゃが…」
「ふ~ん、どんなとこに転生してもいいんだな?」
「あぁ、お主の好きなところを選ぶとよかろう
決まったら教えてくれ」
「よしわかった
とりあえず決まるまで正座してろ」
「お…鬼じゃのう…大天使たちでもここまではやらんというに…」
「いいから正座してろやゴルァ」
「すいませんおとなしく正座してます」
こうして世界の吟味を始めた
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