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目覚ましの音で、深い眠りから引きずり出される
ボーッとする頭で天井を見上げた
上半身を起こし、ベッドのすぐ横に置いてあるサイドテーブルで鳴り響く目覚ましを止める
くるりと向きを変え、もう一度布団の中へ戻ろうとした瞬間、視界に人の姿が入った
えっ…？
寝ぼけていた脳がいっぺんに目を覚ました
女の子が、俺の布団の中で一緒に寝ている
思わず顔を近付けてみた
キメの細かい真っ白な肌に、ほんのりと色づいた頬
そして、サラサラの髪に長いまつ毛
………
いやいや…ちょっと待て…
何で、こんなところに？
冷静になって考えてみても、もちろん何も思い当たる節がない
仕方ないので当人を起こすことにした
「おい、起きろ！」
布団をめくった瞬間―――
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