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華天楼の端にある鍛練場でも噂は広がっていた。
「なぁ・・・・・焔愧様が髪留めする前の姿見たやつは良いことあるらしいぜ!!」
キィンっ
「マジで?!まぁいつも留めてるわ!」
バンバンっ
「しっかっもっ!!銀紫(ギンシ)さまですらっ見たことないって話だ!・・よっと」
パパパパンっ
「たまたま見たやつは必ず良いことがあったみたいだしな!」
そう話ながらそれぞれが愛用する武器で互いに競いあい技を高めて行くのでした。
と、まぁ思い様々なように噂は勢いをなくすことなく総本部全体に広まったのです。
勿論
華天楼 奥にある、焔愧の住まう屋敷にまでその噂話は広まったのでした。
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