動物園

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「え~、そっか…残念…。」 橘 美咲はシマウマの檻へと戻って行く。 この動物園は分かりやすい。 皆シマウマなのだ。 当たり障りないように、嫌われないように、皆必死に生きている。 馬鹿みたいだ。 私は唯一の人間。 いや、亡霊かも知れないな。 こんなにひねくれているのだから。
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