第一章/彼女の帰還

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そう、今日も練習だ。 鈴/理樹、最初何からやるんだ? 理樹/最初は守備練習からやろうよ。 クド/わふ~やりましょー! 鈴/クドが言うなら仕方ない、やろうか。 こうして僕たちはいつものように練習を始めた。 最近は子鞠さんの成長が著しく、クドの技術に追いつきそうなくらいだ。 理樹/子鞠さん、ナイスキャッチ、 良いよその調子! 子鞠/うん! 理樹/来々谷さん、いくよ! 僕は彼女にむけノックをした。 唯湖/来い、少年よ。お姉さんに向かってノックをするが良い。 お姉さんを痛ぶるが良い。 理樹/来々谷さん、そう言われると対応に困るよ! 唯湖/なんだ、ちょっとからかっただけだろう?
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