第一章/彼女の帰還

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理樹/「恭介、どうしたの?」 恭介/「理樹。こうして話すのは久しぶりだな。鈴から電話がかかってきて、最近お前の元気がないみたいじゃないか。聞いた話だから憶測だが、原因は俺が卒業したことじゃなく、他にあるみたいじゃないか。」 理樹/「ああ。やっぱり鈴や他のみんなにはばれてたか。心配かけちゃっつこれじゃリーダーと呼べないよね。」 恭介/「理樹、これだけは言っておくがリーダーだからといって悩まないわけじゃない。悩み抜いて答えが分かるならそれでいい。 だが、原因がわかってるなら、今からでも、答えが出たあとでもリトルバスターズ!のみんなには話すべきだ。」 理樹/「わかった。恭介には話しておくべきだよ。まだ、誰にも言わないでね。」 恭介/「ああ。約束だ。」 理樹/「去年の秋頃に好きな人がいるって前に話したんだけど覚えてる?」
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