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恭介/「ああ。覚えてるが、あの時告白する前に居なくなったっていってなかったか?」
理樹/「うん。それでね、その彼女が最近、夢に出て来るんだ。
詳しくは覚えてない部分もあるから言えないけど、それがその彼女と恋人同士になってる夢で部分的にははっきり覚えてるんだ。」
恭介/「そうか。でもその子は……」
理樹/「うん。実際亡骸を見たわけじゃないからはっきり言い切れないけど、
彼女はもうこの世にはいなと思う。
だからといって、彼女の事を忘れてはいけないと思ってる。
だからこそ僕は彼女の分まで天寿を全うしようと思うよ。」
恭介/「そうか。そこまで答えが出てるなら俺はもう何も言うことはない。理樹、お前がどうするか決めるんだ。」
理樹/「うん、ありがとう恭介。話してたら、気持ちが楽になったよ。」
恭介/「そうか。また、何かあったら、連絡するし、夜なら大体出られるからいつでも連絡してこいよ。それじゃな。」
理樹/「うん、それじゃ。」
こうして電話を切った。
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