第一章/彼女の帰還

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翌日の朝、食堂でみんなで朝食を摂ってると謙吾が 謙吾/理樹、もう吹っ切れたか? 理樹/うん、もう大丈夫。心配かけてごめんね。 謙吾/大丈夫ならそれでいい。でもなんで真人が落ち込んでるんだ? そう、昨日からこんな調子だった。 僕は鈴と恭介の名前を伏せて言える範囲でメンバーに伝えた。 メンバーは納得した様子だった。 唯湖/真人少年は馬鹿なのか? そんなことで少年が見捨てる訳がないだろう? 美魚/まあ、いつものことなので大丈夫だとおもいます。 真人/大丈夫な訳あるか! あ、真人が叫んだ。 理樹/大丈夫、見捨てたりしないから。 真人/本当か? 理樹/本当だって。 真人/本当か。よっしゃあ筋肉筋肉~ こうして真人はいつものテンションに戻った。 鈴/こいつバカだ。 構内アナウンスが鳴った。 アナウンス/3年○組、直枝理樹君至急保健室に来てください。 鈴/なんだ、お前何かやらかしたのか? 理樹/う~ん、やらかした覚えはないけど行ってくるよ。 クド/いってらっしゃいなのですっ! みんなに見送られ保健室に向かった。
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