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こうして僕は恭介に代わりリトルバスターズ!の新リーダーになった。
それから一週間後、ついにこの日がやってきた。
そう、恭介の卒業式の日が。
当日やっぱりみんなは少し元気がなかった。
こういう時は僕がしっかりしないといけないのはわかっていた
。
とりあえず、リトルバスターズ!のメンバーにメールで連絡した。
「恭介が笑って卒業できるように、卒業式のあとにリトルバスターズ!なりの卒業式を行おう。」
そして待つこと数分。メンバーからの返事はもちろんOKだった。
僕が折り返し連絡した。
「10分後に食堂に集合して。」
メンバーからの返事はOKだったので、真人を連れて食堂に行った。
理樹/ごめん急に集合かけて。
クド/いえいえ、恭介さんの為なんで全然気にしてませんよ。
唯湖/で少年、卒業式を行うとしても何か案があるのか?
理樹/自分なりに何が出来るか新リーダーになってから考えていたんだ。
やっぱり僕にとってもみんなにとっても恭介は大きな存在だから。
学校側の卒業式とあまり変わらなくって。
鈴/でも、それでいいんじゃないか?
子鞠/それで良いと思うよ。きっと恭介さんも喜ぶよ。
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