プロローグ/リーダーの卒業

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理樹/早速取り掛かろう。 僕は歌詞を書き始めた。 鈴/理樹、出来たぞ。 鈴達が卒業証書を作り終えたようで僕に見せてきた。 見た目はすごくファンシーになっていた。多分子鞠さんがデザインしたのだろう。 クド/文字は私と鈴ちゃんが書きましてデザインは子鞠さんなのですっ! 理樹/「棗恭介殿、あなたはリトルバスターズ!のチームリーダーとして、数々の苦難を乗り越え私達を引っ張ってきてくれました。 その功績をここに証します。 リトルバスターズ!一同、風紀委員長、二木佳奈多より。」 佳奈多/まあ、能見さんがどうしてもと言うから、私の肩書きと名前を書いただけよ。 二木さんは照れながらそうつぶやいた。 子鞠/理樹君、どうかな? 理樹/凄くいいよ!これで行こうよ。 鈴/まあ、これで良しとするが、寄せ書きは? 理樹/あ、うん。寄せ書きはみんなが恭介に伝えたい事を書けば良いと思う。 佳奈多/直枝君、そろそろ教室に戻りましょう。学園側の卒業式が始まってしまうわよ? 理樹/あ、本当だ。じゃあ式が終るまで色紙とノートと卒業証書は僕が預かっておくよ。 唯湖/よし、任せたぞ少年。 理樹/うん。卒業式が終わり次第またグラウンドで落ち合おうよ。 一同/わかった。 こうして僕等は一度教室に戻った。
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