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恭介/みんな、どうしたんだ?
恭介はグラウンドにセッティングしたテーブルと椅子を見て理解した。
恭介/そういうことか。ありがとなみんな。
理樹/恭介!
恭介/理樹?
理樹/恭介、ここに座って。
彼を席に座らせる。
理樹/これからリトルバスターズ!の前リーダー棗恭介さんの卒業式を行います!一同起立!
恭介はそのまま座ってて。
恭介/ああ。
佳奈多/送辞。在校生代表、リトルバスターズ!新リーダー、直枝理樹。
理樹/はい!
「僕達、リトルバスターズ!はいかなる時も前リーダー恭介に引っ張られ、時には励まされ、時には叱られて僕達は成長してきました。
そして、恭介がリトルバスターズ!のリーダーを僕に譲った時から恭介に何か出来ないか、悩み考えました。
でも僕一人では何も出来ませんでした。
でも僕にはリトルバスターズ!の仲間がいる事、まだ小さかった頃、交通事故で両親を亡くし落ち込んでいた時、恭介が声をかけてくれた様に
僕は助けられました。僕がこの企画を計画した所、みんな快諾してくれました。
恭介にはリトルバスターズ!を離れてしまうけれど、東京の方で頑張って、また一人前になった僕達をいつかまた、見て欲しい!
棗恭介様、僕達をここまで引っ張ってくれて本当にありがとうございました。」
一同/ありがとうございました!
恭介/お前ら……
彼の目には涙か浮かんでいた。
そして、僕も泣かないと決めていたが気がついたら泣いていた。
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