第1章~出会い~

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そしてまったりと酔いしれる私にBARのマスターが声をかける。 マスター『顔が赤くなってますよ?大丈夫ですか?』 私『大丈夫よ、これくらい』 今日は体調も良くまだ全然大丈夫だった。 マスター『そうですか。あちらのお客様からです』 そうマスターは言うとバイオレットの綺麗なカクテルをカウンターに置いた。 グラスには可愛らしい花が添えられてる。 マスターはあちらの方ですと視線を向ける。 私は視線の方を見ると先程の男性だった。 爽やかな落ち着いた笑顔でこちらを見る。 私は軽く会釈し、そのグラスを手に取った。 甘いけれど甘すぎず…なんとも妖艶なカクテルだった。
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