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そしてまったりと酔いしれる私にBARのマスターが声をかける。
マスター『顔が赤くなってますよ?大丈夫ですか?』
私『大丈夫よ、これくらい』
今日は体調も良くまだ全然大丈夫だった。
マスター『そうですか。あちらのお客様からです』
そうマスターは言うとバイオレットの綺麗なカクテルをカウンターに置いた。
グラスには可愛らしい花が添えられてる。
マスターはあちらの方ですと視線を向ける。
私は視線の方を見ると先程の男性だった。
爽やかな落ち着いた笑顔でこちらを見る。
私は軽く会釈し、そのグラスを手に取った。
甘いけれど甘すぎず…なんとも妖艶なカクテルだった。
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