6人が本棚に入れています
本棚に追加
「すみませ~ん!遅れました!」
「また遅刻か岩崎。次遅刻したら指導だぞ?次は注意しろよ!。」
教室に入ってすぐに担任から注意を受けたが適当に流す。
「まぁ色々ありまして。サーセン。」
その後、朝のHRが終わると俺の所に男子が二人。
「おいおい祐治ぃー!おまえ遅刻しすぎ!度胸あんなー!」
「あと一回で指導だぞ…?」
中嶋匠(ナカジマタクミ)と増田光一(マスダコウイチ)だ。
二人とは高校入学してからすぐ仲良くなった。
遊ぶときはほとんど俺、匠、光一の三人だ。
「ダイジョーブだって。要はあと一回遅刻しなきゃいいだけだろ?」
そんな俺に光一が注意する。
「そんなんじゃヤバいぞまじで!お前ただでさえテストの点低いんだからさ。」
「わーっとるわ真面目ちゃん。」
「そーいやお前ら朝のニュース見たかよ!?」
匠が思い出したようにニュースの事を話しだす。
「おう見た見た!ヤバいよなマジで!」
最初のコメントを投稿しよう!