第一章

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俺らも驚く。 「なんだろな?」 「さぁ?とにかく体育館いこうぜ。」 皆急いで体育館に向かう。 体育館には既に大勢の生徒が並んでおり、暑苦しかったが、我慢するしかない。 その後、全生徒が集まり校長の話が始まった。 「皆さん突然呼ばれて、迷惑に思っていると思いますが、とても大事な話があるので聞いてください!」 「早速本題に入りますが、今現在この学校と近くで多数の無差別殺人事件が発生しています!」 生徒全員がかなりざわつく。 「マジか!やべぇだろまじ!」 「いやっ…嘘っ…。」 俺ら三人もこれにはびっくらこいた。 「はっ…?」 。 「おいおい…マジかよ!」 「静かに! 皆さんには安全が確保されるまで校内に待機していてもらいます!」 「突然の事で驚いているでしょうが、皆さん冷静に…」 「なッ…!?なんだお前は!」 突然後ろの入り口の方から教員の大声が聞こえた。 !? 皆振り返った。そこには……入り口に頭から血を流し、おぼつかない足取りで歩く男がいた。 「え…?」 「大丈夫ですか!」? 教員の一人が駆け寄る。 次の瞬間男が教員に噛みついた。 「ぎぃやあああああぁぁぁあぁぁぁ!」 その瞬間全員パニック状態になる 「ひいいいぃぃ!」 「ゾンビだぁっ!」 「いやぁぁぁ!」 「早く出ろ!」 全員が別の入り口から出ようとする。 衝撃で固まっている光一と匠の手を引き「逃げないとヤバい!」と警告する。 三人も別の入り口に向かって走り出す。
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