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「じゃあね」
里佳とは部署が違うため
いつも廊下でわかれる。
部署に向かって歩いていると、
後ろから里佳の声が飛んできた。
「薫!」
「なに?どうしたの?」
なにか言い忘れたのだろうか。
そう思い聞き返すと里佳は
ふわっと笑って答える。
「今日、飲みに行こう!」
「え、でも企画書・・・」
「1日残業しなくても
薫なら大丈夫でしょ?
たまには付き合ってよ。」
最近、飲みに行ってないし。
今日ぐらいいいかな。
「わかった!
終わったら連絡ちょうだい!」
そう返事をすると里佳は
了解と言って去っていった。
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