第3章

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「さ…らー」 んー…遠くで誰かが私を呼ぶ声が聞こえる。 「んー…」 「さくら!ご飯よ。いつまで寝てんの?」 その声で私は、起きた。 いつの間にか眠っていたようだ。 「もぉー。まだボーっとしてるの?早くご飯済ませちゃいなさい。」 母は、呆れたように言った。 「はい。もう、食べたの?」 「何度も起こしても起きないから食べたわよ」 また、呆れたように言った。 私は、さっさとご飯を済ませてお風呂に入った。 天井の雫が湯船に落ちた。 ポチャ それを見ながら私は、ため息をついていた。 今日は、お風呂から出ると、さっさと寝ることに決めた。
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